権蔵温泉

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【鶯宿温泉】うぐいす旅館


鶯宿川沿い。まるっきり湯治宿


浴室へ続く階段を降りていきます


川の水面よりも下に湯船があります。


川原をくりぬいたような湯船


白い湯の華が大量
鶯宿温泉は、巨大な温泉ホテルの間に、昔ながらの湯治旅館が建ち並ぶ、新旧入り交じった温泉街です。

昔ながらの湯治場にはありがちなことですが、あんまりお客が多そうには思えません。

・施設
木造地下1階付2階建。かなり鄙びた旅館です。自炊メインで宿泊もとても安いらしいです。

・浴室
ここの湯船はとてもステキなロケーションにあります。旅館の入り口から川の横にダイレクトに建てられた浴室棟へ階段を降りていきます。

そして建物最下部に、目指す湯船が。天然石を敷き詰めた湯船。いかす雰囲気(混浴ですけど)。

浴槽の底からコンコンとお湯が湧き出ています。
ここの湯船は以前は「足元自噴」だったのですが、今はひき湯を足元から出している、なんちゃって自噴演出。

だけど、お湯は柔らかくてとてもいいお湯でした。

泉質 単純硫黄泉。透明。弱硫黄。臭湯の華多数。泡付きなし。つるつる感なし。

・感想
鶯宿温泉の入り口に「けんじワールド」っていう巨大施設があります。そこで大規模に温泉掘削をしたら、こちらの湯船の足元自噴がとまっちゃったそうです。なんと罪作りなけんじワールド。

こういう話、悲しいです。(H18.5.30)


左はじの建物最下層が、うぐいす旅館の浴室です。
そこにつながるパイプが、源泉を送っているパイプです。